市営バスの経営状況と令和4年4月のダイヤ改正について

更新日 2022.03.17

皆さん、こんにちは。

高槻市自動車運送事業管理者の西岡です。

春の富田支所バス停

自治体の暦で言いますと、令和3年度も残りわずかとなりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

「新型コロナウイルス感染症」ですが、この単語を耳にしてから最早2年が経過し、未だ経済や生活面で様々な影響を及ぼしています。デルタ株やオミクロン株など姿形を変えながら、一向に収まる気配がありませんが、卒業、入学、就職など、新たな人生の節目を迎えられた方もたくさん居られると思います。

季節の変わり目の寒暖差、花粉症などにも留意して健康にお過ごしください。

 

さて、今回のこのコーナーでは、来る4月1日に予定している市営バスのダイヤ改正について、お話ししたいと思います。

 

市営バスの経営ですが、昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、大変厳しい状況が続いています。そのため、市営バス事業は令和3年度も赤字決算となることが確実な状況です(経営状況の詳細については、下記のリンクをご覧ください)。

新型コロナウイルス感染拡大による市営バス事業への影響

 

このような中での今回のダイヤ改正のポイントですが、

  1. 夜間の23時台を中心に最終便を繰り上げ
  2. 便数が比較的少ない路線においても利用実態に即した減便を実施
  3. 朝のラッシュ時間帯は極力現状を維持

などとなっており、いずれも乗車券のIC化によって得られた乗降データに基づいて検討し、改正しました(ダイヤ改正の詳細については、下記のリンクをご覧ください)。

令和4年4月1日実施のダイヤ改正について

輸送人員の推移のグラフ

「1」や「2」については、昨年度までのダイヤ改正では手を付けなかった内容ですが、持続可能な市営バス事業の健全経営の確保を踏まえて、苦渋の決断をいたしました。
皆さんには大変ご不便をお掛けすることになりますが、利用実態に応じた公平なダイヤとなっていることをご理解いただければと思います。

 

今回のダイヤ改正によって、人件費と燃料費を併せて約3千5百万円の経費削減を図れる見込みではありますが、最初に述べたとおり、収支が黒字に回復するところまでには至りませんので、引き続き、経費の削減、モビリティマネジメント等による増収の取組、企業ガバナンスの強化等に取り組んでまいります。

 

今後とも「安全・安心な運行サービス」、「快適で質の高いサービス」、「まちづくりと連携したサービスの提供」、「経営基盤の強化」といった基本戦略を確実に推進してまいりますので、新型コロナウイルスの感染予防に留意していただきながら、安心して市営バスを利用していただくよう、よろしくお願いします。

令和4年3月17日

 

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プロフィール

西岡 博史

西岡 博史

1959年(昭和34年)大阪府生まれ。2017年(平成29年)から現職。
趣味はウォーキングと読書。