市民のライフステージに即した市営バスサービス

公開日 2022.10.13

皆さん、こんにちは。

高槻市自動車運送事業管理者の西岡です。

令和4年も早10月に入り、新型コロナウイルス感染症もようやく収まりの兆しを見せていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回のこのコーナーでは、間もなく始まる新しい割引乗車制度と、それに関連する市営バスならではのサービスの全体像についてお話したいと思います。

こうのとりパス

平成30年10月にサービスを開始した「こうのとりパス」ですが、これは、市内在住の妊婦さんとその付添の方1名まで、市営バス全線を1乗車100円で利用できるという、子育て世代を対象とする割引乗車制度です。

かるがもパス

「こうのとりパス」自体は大変ご好評をいただいていますが、実は、妊娠中もですが出産後の子連れの移動が大変なため、そこで使える割引制度の導入を望まれる声がたくさん届いており、どのようなサービスが良いのか検討を重ねた結果、11月1日から「かるがもパス」がスタートすることになりました。

これは、お子さんの1歳の誕生日まで、同乗の方2名まで市営バス全線1乗車100円で利用できる割引乗車制度であり、お子さんの「4箇月健診」の際に交付申請することができますが、出産後すぐに欲しいという方や、既に1歳未満のお子さんが居られる方も市営バスの芝生営業所で申請することができますので、詳しくは本市営バスホームページ内の下記のリンクをご覧ください。

子育て世代割引運賃制度(こうのとりパス・かるがもパス)

この制度の開始により、妊娠した際には「こうのとりパス」、出産後は「かるがもパス」、乳幼児は「小児運賃無料制度」、小・中学生は「おでかけパス」、学生時代は「通学定期」、成人後は「市営バス専用ICカード(Tsukica)」、シルバー世代は「無料乗車制度」と、市民のライフステージごとに、便利でお得に市営バスを利用できるサービスが連続・連結することになりました。

ライフステージとともに 高槻市営バス[PDF:506KB]

 

これは福祉や子育てなど、市の政策と協力しながらバス事業を展開している市営バスならではの大きな強みであり、魅力ではないかと思います。

 

市営バス事業は、市民の皆さんのご利用があってこそ未来につながるものです。高槻に生まれ、育ち、そして暮らす。そのような市民の皆さんの日々に寄り添うことができるよう、これからも「安全・安心な運行サービス」、「快適で質の高いサービス」、「まちづくりと連携したサービスの提供」を実践してまいりますので、より一層、市営バスを利用していただくよう、よろしくお願いします。

 

令和4年10月13日

 

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プロフィール

西岡 博史

西岡 博史

1959年(昭和34年)大阪府生まれ。2017年(平成29年)から現職。
趣味はウォーキングと読書。