令和3年度の主な事業

• 安全及び円滑な輸送を確保するため、大型バス8台についてドライバー異常時対応システムを搭載した車両に更新しました。
• ODデータを基に全路線で利用実態に即した大幅なダイヤ改正を行うとともに、土曜日ダイヤと日祝日ダイヤを同一ダイヤとしました。
• 小・中学生を対象とし、夏・冬・春の長期休暇期間に市営バス全線利用可能な「おでかけパス」の販売及び運用を開始しました。
• 市営バスホームページにおいて、新型コロナウイルス感染症に対する市営バスの取組や、感染予防マナーに係るお客様へのお願い（黙乗ポスター掲示等）を広報するとともに、バス車内の換気状況が分かる実験動画及びベビーカーによる乗車方法を解説する動画を掲載しました。

市営バス経営戦略

令和3年度が計画の初年度となる「市営バス経営戦略」について、「安全、安心な運行サービスの提供」などの4つの基本戦略とそれに紐づく個別戦略ごとの各種の具体的取組を推進し、その成果を自動車運送事業審議会(計2回開催)で報告しました。

経営状況

令和3年度の収支については、収入総額は30億4,544万5,018円、支出総額は33億3,882万4,195円で、当年度純損失は2億9,337万9,177円となりました。赤字の要因については、主に新型コロナウイルス感染拡大防止に係る緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の発出に伴う乗降者数の減少に起因した運送収益の減少によるものです。この結果、前年度からの繰越利益剰余金26億678万5,493円と合わせて、23億1,340万6,316円が当年度末の未処分利益剰余金となりました。これらにより、当年度末における正味運転資本は、前年度末より6億6,731万3,343円減少して29億7,367万2,276円となりました。また、業務量について、乗合及び貸切を合計した総走行キロ数は、501万7,306.1kmとなり、輸送人員は、1,462万4,475人となりました。

令和3年度決算概況[PDF：720KB]