公開日 2024.01.01

新年、明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、諸物価やエネルギー資源の高騰が続くとともに、地球温暖化による気候変動とそれによる災害の多発など、暗いニュースばかりが思い出されます。
また、私どものバス業界におきましても、運転士不足に起因するバス事業者の廃業はもとより、路線の廃止、減便など、明るい話題がない中での市営バスの経営状況ですが、利用者数は令和元年度比でマイナス10パーセント程度まで回復している状況です。
しかし、ポストコロナ禍のもとでの生活様式の多様化等により、コロナ禍以前の水準までの回復は見込めないことが明らかとなりつつありますので、今後も持続可能な市営バス事業を維持するには、更なる経営の効率化や経費の削減に取り組む必要があると考えています。
新年早々、厳しい話となりましたが、本年は縮小だけでなく攻めにも転じ、少しでも明るい話題を皆さんと共有できるよう、交通部職員一同、更なるサービスの向上に努めてまいりますので、本年も変わらぬご利用を賜りますようお願いし、新年のあいさつとさせていただきます。