令和3年4月のダイヤ改正について

更新日 2021.03.15

皆さん、こんにちは。

高槻市自動車運送事業管理者の西岡です。

芝生営業所内の風景

令和も3年目に入ったばかりと思っていましたが、3月もはや半ばが過ぎてしまいました。卒業、入学、就職など、新たな人生のステージに向けて何かと気忙しい時期ではありますが、新型コロナウイルス感染症や季節の変わり目の寒暖差、花粉症など、健康に留意してお過ごしください。

 

今回のこのコーナーでは、来る4月1日に予定している市営バスのダイヤ改正について、お話ししたいと思います。

 

まず、市営バスの現状ですが、皆さんもご存じのとおり、令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、利用者が大幅に減少し、市営バス発足以来の危機的な状況にあるといっても過言ではありません。また、令和3年度についても、ようやくワクチン接種が開始されるといった報道もされていますが、市営バスの利用者がどの程度回復するのかは不透明な状況です。

このような状況を踏まえた今回のダイヤ改正のポイントですが、(1)利用実態に応じた減便を実施、(2)土曜日と日・祝ダイヤの統合を行うこととしました。

 

いずれも乗車券のIC化によって得られたODデータに基づき、市営バス事業の健全経営の確保を前提に分析・検討したもので、朝夕の通勤・通学時間帯の利便性はできる限り確保し、逆に、ご利用の多い一部の路線では増便するなど、お客様への影響を最小限に抑えたものとなっています。

 

それでも路線や時間帯によっては、ご不便をお掛けすることになりますが、利用実態に応じた公平なダイヤとなっていることをご理解いただき、皆さんの生活に合わせた利用方法をご検討いただければと思います。

 

今回のダイヤ改正によって、人件費と燃料費を併せて約9千万円の経費削減を図れる見込みとしていますが、それでも令和3年度の収支は現時点では赤字とならざるを得ない状況です。これは公共交通事業の宿命的なもので、利用者が減ったからといって、直ぐにそれに合わせた支出にするということができないため、今回のような急激なダメージの回復には数年の時間を要することになります。

 

このように、令和3年度は昨年策定した経営戦略が始まる年ですが、大変、厳しい船出となることが確実な状況です。

しかし、このような状況下ではありますが、経営戦略に位置付けている安全・安心な運行サービス、快適で質の高いサービス、まちづくりと連携したサービスの提供、経営基盤の強化といった基本戦略を確実に推進してまいりますので、今後とも、新型コロナウイルスの感染予防に留意していただきながら、安心して市営バスを利用していただくよう、よろしくお願いします。

 

 

プロフィール

西岡 博史

1959年(昭和34年)大阪府生まれ。2017年(平成29年)から現職。
趣味はウォーキングと読書。