更新日 2019.09.25
平成29年度の主な事業
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平成29年4月1日のダイヤ改正において、市営バス24道路線のうち17路線でダイヤの見直しを行いました。今回のダイヤ改正で従来の玉川橋線の運行経路を変更し、竹の内・番田方面への運行を開始いたしました。また、平安女学院大学バス停を新設することにより、利用者の利便性の向上と定時性の確保に主眼を置いたダイヤ編成に努めました。
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利用者の利便性向上及び利用実績データの把握による効率性の向上を図るため、乗車券のICカード化に向けたシステム開発を行いました。
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事故原因の究明や研修等に活用しているバスのドライブレコーダー機器の耐用年数が過ぎたため更新しました。
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大型ノンステップバス7両を更新し、バリアフリー化への対応として車椅子用のスロープ板付きとするとともに、環境に配慮したアイドリングストップ機能付きとしました。
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5月14日に「いましろ大王の杜」で開催された「みどりのカーニバル」に参加し、市営バスの“はにたん号”を会場に展示して、子どもたちが市営バスとふれあう機会を創出しました。
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中学生以上の旅客1名につき同伴の小学生5名までの運賃を無料とする「家族一緒に市バスでお出かけ」小学生無料キャンペーンを、7月21日から8月24日まで実施し、市営バスの利用促進を図るとともに、子育て世代への支援、交流人口増加による市内のにぎわい創出などに努めました。
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市民や市内大学の学生を対象に、バスの利用方法や公営バス事業に関する出前講座を複数回実施しました。
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既設バス停留所標識柱の老朽化に伴い、市営バスに親しみをもってもらうとともに、イメージアップを図るため、路線ごとに統一のとれたデザインに更新しました。また、お客様に安全性・快適性を提供するため、ベンチの設置や交換等をはじめ、バス停留所の簡易照明の設置や増設、横断防止柵の改良などを行い、停留所施設の整備に努めました。
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今年度も高槻市交通指導員協議会などが小学校で開催する「親と子の交通安全教室」に8回参加し、バスと歩行者との事故防止に向けての啓発に努めました。
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安全性・利便性の周知や利用促進を図るため、ベビーカーを利用する子育て世代を対象に、「親と子のベビーカーを利用したバスの乗り方教室」を1回開催しました。
経営状況
平成29年度の収支については、収入総額は35億4,298万7,324円、支出総額は34億8,188万525円で、当年度純利益は 6,110万6,799円となりました。
黒字の要因については、普通券収入及び定期券収入の増加や、人件費の減少などによるものです。
この結果、前年度からの繰越利益剰余金31億5,146万8,605円と合わせて、32億1,257万5,404円が当年度末の未処分利益剰余金となりました。
また、当年度末における正味運転資本は、前年度末より4億3,612万9,533円増加して45億6,653万8,510円となりました。なお、退職給付引当金12億1,873万8,724円を差し引くと正味運転資本は、33億4,779万9,786円となっております。
業務量については乗合、貸切を合計した総走行キロ数は、535万367.6Kmとなり、輸送人員は、1,949万8,341人となりました。
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