市営バス開業70周年記念事業について

公開日 2023.10.26

部長の写真

皆さん、こんにちは。高槻市交通部長の田中です。記録的に暑かった夏もようやく収まり、朝晩は特に秋の訪れを感じるようになりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、これまで「こちら管理者室」としてご愛読いただいているこのコーナーですが、私が8月1日に交通部長として着任したことを踏まえ、今回から「こちら部長室」としてリニュ-アルしました。今後は、交通部長としての視点で、市営バスの様々な取組をより深堀した内容を紹介していきたいと思いますので、引き続きご愛読のほど、よろしくお願いします。

ということで今回は、市営バスがまもなく開業から70年を迎えることを踏まえ、各種の記念事業について、お話ししたいと思います。市営バスは「動く市道」として昭和29年2月にバス事業を開始し、令和6年2月25日に開業70周年を迎えることになります。これを記念して、市民をはじめとする市営バス利用者とともに祝っていただこうという思いを持って、各種のイベント等を計画しています。

 

まず、「記念トミカ」です。70周年を記念して、タカラトミー社のミニカーブランドである「トミカ」の市営バスバージョンを製作しており、後で説明する記念イベントで販売を開始する予定となっています。

 

次に、「記念ラッピングバス」です。子どもたちを中心に、市営バスに親しみを持ってもらえるようなデザインのラッピングバスを制作しており、バスに乗っても楽しんでもらえるよう、座席カバーやつり革などの車内も装飾を行います。こちらも記念イベントでお披露目する予定となっていますので、是非、会場に足を運んでいただければと思います。

 

次に、「記念フロントマスク及びステッカー」です。これは市営バス開業70周年を皆さんに分かりやすくお知らせするため、フロントマスク及びステッカーを全車両に装着します。また、記念ステッカーはバス停への掲示やイベント等でも配布するように考えています。

 

次に、「記念切手」です。市制施行80周年でも好評の記念切手の市営バスバージョンを作成します。切手のデザインは記念ラッピングバスと同様、市営バスに親しみを持ってもらえるようなものとし、来年、2月25日から市内郵便局で販売する予定となっていますので、是非、記念にご購入ください。

 

次に「70周年記念誌」です。市営バスではこれまでも開業から10年ごとの節目の年に記念誌を発行しており、その70周年版となります。2月25日の完成を目標に、市営バス職員直営で制作を進めており、市営バスHPに掲載する予定です。

ラッピングバスの画像

次に「記念イベント」です。来る11月11日に安満遺跡公園で開催される「市制施行80年記念フェスタ」の中で、市営バス関連のイベントを実施します。記念トミカの販売や記念ラッピングバスのお披露目に加え、子ども向けの体験イベントも実施する予定です。イベント当日は今回製作する記念ラッピングバスに加えて、人気の「高槻将棋ライナー」「高槻やよいライナー」「たかつき観光大使アーティスト号」の計4台を一堂に揃えて展示しますので、乞う、ご期待ください。

写真絵画募集ポスター

最後に「写真・絵画の公募」です。これは、市営バス開業当時から現在までの写真や、市営バスのある風景や乗ってみたいバスなどの絵画を公募し、応募していただいた作品を市営バスHPや70周年記念誌、記念ラッピングバスの車内に展示するという市民参加型のイベントとなります。ネット、郵送、持ち込みで応募可能ですので、奮ってご応募ください。

 

以上、開業から山あり谷ありの市営バス事業ですが、市営バスは皆さんのご利用があってこそのものですので、次の80年、90年、そして100年と市営バスがあり続けるよう、交通部職員一丸となってがんばっていきますので、更なるご利用をお待ちしています。

 

関連リンク

市営バス70周年特設ページ

写真・絵画募集要項ページ

プロフィール

田中 宏和

1972年(昭和47年)兵庫県出身。
2023年(令和5年)から現職。