「2024年問題」高槻市営バスへの影響

更新日 2024.02.26

 2024年問題とは

 

まず、平成31年(2019)4月から長時間労働の抑制等を目的とした「働き方関連法」が順次施行されています。この法律により、労働時間の上限が明確に規定されました。

 

しかし、自動車運転業務については労働環境の特殊性に鑑み、時間外労働の上限規制の適用が猶予されていましたが、令和6年(2024)4月から、その時間外労働の上限規制が適用されるとともに、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」が改正され、拘束時間や休息期間等が厳格化されることにより発生する問題の総称が「2024年問題」です。

 

労働規制強化の図

法律遵守のイラスト

市営バス事業への影響について

乗務員の労働時間の変化の図

ゆえに、市営バスではこれまで、適正な乗務員の確保に努めてまいりましたが、今回の乗務員の労働時間の変化により、減便や始発便の繰り下げ、終発便の繰り上げが必要となります。

 

なお、他のバス会社では乗務員不足から、バス事業からの撤退や大幅な減便、路線廃止等にまで至っている事例があります。

 

以上により、市営バスではODデータ(お客様の利用状況のデータ)を分析し、極力お客様への影響が小さくなるダイヤ改正としておりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。

令和6年4月ダイヤ改正の概要

 

令和6年4月1日ダイヤ改正について

 

令和6年4月からのJR富田駅の乗り場及び国道線の変更点お知らせポスター

お問い合わせ

高槻市 交通部 運輸課
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